(photo by Hartwig HKD)
2015年も半月あまりが過ぎた。
今年の抱負として、マラソンを始めよう、英会話を習おうなど色々と考えている読者も少なくないだろう。
また、新年を期に、タバコを辞めよう、パチンコは月1回にしようなどと自制を考えている読者も少なくないだろう。
このように、新年はよいものである。すべてのことをリセットして考え直す機会になるからだ。
しかし、ことビジネスに関してはこの考えは当てはまらない。ビジネスに新年だかとか、クリスマスだとか関係ないのだ。ビジネスは、タイミングである。
一年前に起業していたら成功したのに、今から起業しても成功しないといった例は数多くあるだろう。
また、逆に、今から起業したら成功したのに、5年前の起業じゃ早すぎてすでに廃業してしまったという例もあるかもしれない。
「物には時節」ということわざもあるが、言い得て妙な言葉である。
著者は、起業を目指す人達と接する機会もあるが、来年になったらとか30歳になったらとか、起業を先延ばしに考える人が多い。
しかし、起業を考えているビジネスが来年とか3年後に起業しても成立するかどうかは判らないのである。
ビジネスで成功したければ、そのタイミングを計ることが成功の第一歩である。