(photo by Chris Hartford)
WINDOWS XPのサポートが終了してまもなく1年が経過しようとしている。
サポートが終了すると聞いて、あわててWindows8にヴァージョンアップした人も少なくないだろう。
通常ならば、かつての95、98、2000のようにフェードアウトするのが当然であるが、ここへ来てなぜかWindows XPのシャアが急上昇している。それと対応するように、Windows8及び8.1のシェアが2014年の年末あたりから下降気味である。
下の図は、netmarketshare.comが発表しているOSのシャア一覧であるが、Windows XPは2014年4月のサポート終了以降減少していたが、2014年の年末あたりから再上昇している。
いったいこれは、なにを意味しているか想像するところ、WINDOWS8及び8.1のユーザーがWINDOWS XPに回帰しているということだろう。
また、ここ最近のWindows8タブレットの普及を考えれば、デスクトップとしてWindows8使用者は、ごくごく少数であると言える。
やはり、今さら言うまでもないが、これはWindows8は失敗作だったことの証明だろう。致命的な「スタートボタンの廃止」、「通常PCでは使いにくい横スクロールのメニュー画面」等々、これまでのWINDOWSとくらべて使いずらいものになってしまった。
それに対して、動作が安定し操作性も過去のWindowsを引き継いでいるWindows7はシェア50%以上を維持している。
したがって、WINDOWSの歴史の流れは、
Windows XP→Windows7→Windows10(今年発売予定)との流れになるだろう。
Windows8はWindows Vista同様、忘れられた存在となる。
今年登場予定のWindows10では、お馴染みのスタートボタンらしきも