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20159/15

コンピュータが奪う仕事。10年~20年後に消滅する職業とは?

(photo by hastingsgraham)

昨年、オックスフォード大学でAI(人工知能)などの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授が発表した「雇用の未来?コンピューター化によって仕事は失われるのか」という論文が話題になった。

これによると、今後10~20年の間に、ロボット技術の進歩によって人間に変わり人工知能がその判断を下すようになり、ドライバー・受付・銀行の融資担当・スポーツの審判など米国の雇用者数の約47%の職業が機械化されるとのことである。

詳細は、現代ビジネスを参照していただきたいと思う。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40925

さて、このレポートの結論としては、職業の機械化によって多くの人が職を失うので、芸術的であったり高次元でクリエイティブな職種を人間がしなければならないとのことであるが、このレポートは、残念ながら重要な視点をひとつ忘れている。

それは、仕事が機械化され自動化されたとしても、その機械自体のサポートするのは人間であるということだ。さらに言えば、機械のサポートを機械がするようになってもその機械をサポートするのは人間である。
たとえば、レポートに書かれているように自動車の運転が自動化されても、その自動車を製造する人材やサポートする人材、及び自動運転できるようなインフラを整備する人材やそのインフラの維持管理する人材などドライバーという職業がなくなったとしても、雇用はいくらでも生まれるのである。
つまり、いくら仕事が機械化しようとも人間の力は必要なのである。その機械が肥大化すればするほど、サポートする人間も増えるはずなのだ。

過去の例を挙げれば、パソコンがちょうどいいだろう。
かつて、パソコンがオフィスに普及した頃、これで「社員を削減出来る」「人件費を削減できる」と考える経営者がほとんどであった。確かに、単純な計算を繰り返す経理事務などはパソコンソフトによる自動計算によって人員は削減されたかもしれないが、今度はパソコンの面倒を見る人材が必要になったはずである。
パソコン導入社内ではパソコンのトラブルに対処できる人材、社外では、パソコンを製造する人材、パソコンのサポート・修理をする人材、パソコン用のソフトを作る人材と新しい雇用がたくさん生まれたのである。

これらの職種は、このレポートが伝えているように、すべてが芸術的であったり高次元でクリエイティブな職種ではない。その多くは一般的な職業である。

したがって、このようなレポートの状況が生まれても、なにも恐れる必要はなにもないのだ。ただ、恐れるとすれば、今の状況を変えたくないとこだわる自分自身だろう。
どちらにしろ、変化は激しく急激な時代には違いない。現代人は、その変化に対応できる柔軟性をもっていなければならないのだ。

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